ささみときのこのパスタ/村上雄一さんの灰釉李朝皿(7寸)
和風のパスタ、和風のカレー
和風のパスタも時々食べたくなるもののひとつです。
しかしイタリア人が和風パスタを食べたら
やはり「こんなのパスタじゃない!!」と怒るのでしょうか。
昔、テレビでそんな感じの番組がやっていたとき、
明太子スパゲティ(明太子スパゲティはパスタじゃなくて
スパゲティな気がします。なんとなく。)
を食べたイタリア人はおおむね好評価でした。
ちなみにインド人にも日本のカレーは結構評判いいみたいです。
もともとは外国の料理でもアレンジして、
自分の国の料理にしてしまうのって
日本人の得意とするところですよね。
変わらない、というのも大事だけれど
そういえば、私が小学生くらいの頃、
日本人は改善、改良していくのは得意だけど、
(つまり、マネをしていいところどりをするのは得意)
ノーベル賞級の研究はできない民族だと
外国人に馬鹿にされているのを聞いて
結構ショックだったのを覚えています。
それが、20年以上経った今、
ノーベル賞級の研究をする日本人はたくさんいますし、
スポーツの世界や芸術の世界でも
世界的に活躍する日本人も少なからずいます。
何がどう変わったかはわかりませんが、
日本人が活躍するニュース(今はオリンピックですし)を
聞くたび誇らしく思うのは私だけではないはずです。
やるじゃん、日本人。
変わらない、変えないというのも大事ですが、
よそのいいところは受け入れて、
更によくなったらいいですね。
「良いところはマネしてみる。」
悪くないことなのかもしれません。
今日の「ごはん日記」のうつわ
うちでもよく使っています。
村上雄一|灰釉李朝皿(7寸)