今年も初!タルトタタン
秋も本当に深まってきて、
街を歩けば黄色や赤に色づいた木々が美しい。
紅葉に胸ときめくなんて、随分大人になったもんだなと。
しかし、毎日が刻々と変化していくことに見出す喜びは
日々を生きていくうえでのチカラになる気がします。
人生山あり谷あり。
辛いこともあればうれしいこともあり、
平坦な道じゃないからこそ飽きもせず進んでいける。
水戸黄門の歌が心にしみる、今日この頃です。
「何かあったの?」と思われそうですが、
特に何かあったわけでもありません。(笑)
だって秋ですから、ほら。
今シーズン初!!のタルトタタン
まぁ、それはさておき、今年も初!のタルトタタンをつくりました。
今年に入ってから少しずつお菓子をつくる余裕がでてきたので、
(お菓子は時間的にもそうだけど、精神的な余裕がないと作る気になりませんね。)
ちょこちょこ毎日の簡単なお茶のお供を作っています。
りんごのお菓子といえば、これが一番好きです。
りんごの甘酸っぱさとカラメルのほろ苦さが本当によくあう。
シナモンをふってもふらなくても、
アイスクリームをつけてもつけなくても。
少しあたためても冷たく冷やしても。
タルトタタンはうちの娘も大好き。
体は小さくても食べる量は1人前です。
それにしてもみんなでのんびりできるお茶の時間はいいですね。
しみじみします。
【材料】(18cmの型1台分)
・りんご 約1kg(紅玉やふじなど)
・グラニュー糖 60g
・水 大さじ2
・無塩バター 60g
・アプリコットジャム 50g
・レモン汁 1/4個分
・冷凍パイシート
《カラメル》
・グラニュー糖 60g
・水 大2
※今回は簡単に冷凍パイシートを使用しています。
【つくりかた】
《煮りんごをつくる》
① りんごは皮をむき8~6等分にカットする。
② フライパンにグラニュー糖と水を入れ火にかけ、カラメルをつくる。
煙が少しでてきたら弱火に。全体にきつね色になったら火を止める
③ 細かく切ったバター、レモン汁、アプリコットジャムをいれ、
よく混ぜる。混ざったらりんごを入れる。
④ りんごを入れ、煮汁を全体にいきわたらせるように時々混ぜながら、
ふたをして弱火で40~50分煮る。
《カラメルをつくる》
① フライパンにグラニュー糖と水を入れ火にかける。
煮りんごの時を同じ手順でカラメルをつくる。先程よりも濃いカラメルに仕上げる。
② ぬれ布巾をしいた上に型をおき、カラメルを流し入れる。
③ 完全に冷めたら型全体にバターを塗る。(あとで型からはずすときのため)
《オーブンで焼く》
① 型に煮りんごを敷き詰める。(放射線状にすき間なくつめます。)
180℃に温めたオーブンで約1時間程焼く。
② オーブンからだしたら、冷凍パイシートをのせ、ぎゅっと押し、
しっかりりんごと密着するようにする。
③ 190℃で温めたオーブンで20分程焼く。
(パイ生地がしっかり焼ける程度)
④ 焼き上がって粗熱がとれたら冷蔵庫でひやす。
※食べる時は型をゆせんにかけるとはずしやすくなります。
工程は少し多いものの、あまり失敗なくつくれるので、おすすめです。
私は煮りんごを前日に作っておいて、翌日オーブンで焼きます。
一気に作ろうとすると結構大変なので。
煮りんごもオーブンで焼いてる時もりんごの香りが本当にいいにおい。
今シーズンもまた何回か作りたいです。
タルトタタンばんざーい!!
今日の「ごはん日記」のうつわ
今回は中村恵子さんのプレートを使用しました。
平らな部分が大きいのでホールのケーキにもぴったり。
とりわけのお皿も中村恵子さんのものです。
子供用のお皿は照井さんのくるま皿。
お茶時間がより楽しいものになります。
中村恵子|粉引プレート(L)
中村恵子|深緑釉プレート(S)
中村恵子|黒釉プレート(S)
照井壮|くるま皿