卵焼き/袖師窯の八角皿(つゆ草)
京都で食べた出し巻き卵
出し巻き卵と聞いて思い出すのは
昔、新緑の時期に母と京都を旅したときに食べた出し巻き卵です。
その旅行は当初、タイに行く予定でしたが、
ちょうど、伝染病騒ぎがおきてやむなく行先変更。
どうせなら国内をのんびり旅をしようということになり、
京都とそこから足をのばして四国を旅しました。
その旅行自体とてもよかったのですが、
(もちろん全てのスケジュールはごはんを食べる場所の決定が優先されます。)
中でも泊まった旅館の朝食で食べた
ふわっふわの出し巻き卵の味が忘れられず今でも時々思い出します。
憧れのふわふわ出し巻き卵
一人前、卵3つか4つ位ありそうな
きれいなおひさま色をした出し巻きたまご。
箸をいれるとふわふわであつあつで、
出汁の香りもかぐわしい。
大根おろしにちょっとおしょうゆをたらして、
ぺろっと食べてしまいました。
前の日の夕飯もごはんをお茶椀3杯くらい食べたのに・・・。
その味には到底かないませんが、自分でも時々つくってみます。
いつかあのふわふわの出し巻きが作れるようになりますように。
(今回のは出し巻き卵でなく普通の卵焼きになりました。)
今日の「ごはん日記」のうつわ
器は袖師窯の八角皿です。
袖師窯の呉須(青い釉薬)がとても好きで、
食べ終わったあとに出てくるつゆ草の絵も素敵です。
卵の黄色もよく映えます。
袖師窯|つゆ草八角皿(小)