特集 「飯椀とまいにちのごはん」  -vol.1-

なにはともあれ白いごはん

私達は毎日ごはんを食べる。
ここでいうごはんとは「お米」のことで、
これだけ色々おいしいものがある今の時代は、
もしかしたら「お米なんてほとんど食べません。」
なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。

それでも、私達日本人にとって「おいしい白いごはん」って、
それだけでもうごちそうで特別な存在だったりします。


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そんな特別な思い入れのある「ごはん」だからこそ、
お気に入りの器でよりおいしく食べたいし、食べてもらいたいと思います。

記念すべき第一回目の特集は「飯椀とまいにちごはん」と題して
作家さん別に色々なごはんをよそってみたいと思います。

 

まずはおいしいごはんをたきましょう。

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ここのところしばらく食べている白米は茨城のミルキークイーン。
粘りが強く、甘みもとても感じられるお米です。
炊飯器でも炊きますが、土鍋で炊くごはんがおいしくてなるべく土鍋で炊くようにしています。
早く炊けないかなぁと時間を気にしながら待つのも何だかたのしい。
便利な家電はたくさんあるけれど、こんなオプションはついていませんから。

炊き立てのごはんを食べるしあわせ。

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炊きたてのごはんさえあれば、おかずはなるべくシンプルなほうがよい。
梅干しに佃煮、焼き海苔。少しだけこだわったものが用意できればなおよし。
丁寧に出汁をとったお味噌汁も捨てがたいですね。
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器を選ぶということは自分のライフスタイルを振り返ってみること。
とりわけ飯椀は「手にもつ」器なので、
より色濃くライフスタイルや好みが反映されるものでもあります。
 
大きめのお茶椀におかずをのせながら食べる人。
小さな飯椀にきっかり2杯と決めている人。
ごはんはお酒のしめにお茶漬けにして食べるという人。
 
ひとくちに「飯椀」といっても求めるものは人それぞれ。
作り手にとっても飯椀はつくるのが難しい器のひとつだそうです。
だからこそお気に入りが見つかったときはとてもうれしい。

白飯×石川若彦さんの飯椀

益子で作陶されている石川若彦さんの器には白いご飯。
他の誰とも違う真っ白な粉引と、どんなものでももおいしくみせてくれるみどりの飯椀。
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真っ白な粉引には炊き立てごはんをよそってみました。
土鍋で炊くとおまけみたいについてくるおこげ。香ばしくていいですね。
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こちらの飯椀はすっきりした少しだけ縦長のシルエットです。

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炊き立てのごはんはおひつに移します。(おひつと言っても本当はお弁当箱ですが)
ちょっと余ったごはんを入れておくのにちょうどよい大きさなので、
我が家ではもっぱらおひつとして使っています。
おひつって好き嫌いもあるかもしれませんが、よいものだと思います。
 
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このみどりの飯椀には卵かけごはんがよく似合う。
みどりに黄色のコントラストが食欲をそそります。
 
このようにその「飯椀」で食べたいごはんをイメージするのも
飯椀選びには一役買うかもしれませんね。
 

石川若彦さんの飯椀はこちら

 
飯椀(白)

石川若彦|粉引飯椀

 
飯椀(緑)

石川若彦|みどり飯椀

 
 
「飯椀とまいにちのごはん」特集は続きます。
次回をどうぞお楽しみに。
 
 

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