ゆで塩豚を食べてソウルを想う

鍋にしろ、手巻き寿司にしろ、
みんなでひとつの料理を囲むことは楽しい。

 
他の献立でもみんなで一緒の食事の時間は楽しいものだけれど、
みんなで同じものを食べている一体感は、
他にかえがたいものがあると思う。
 
最近入手した土鍋での鍋料理もリピートしていますが、
今回は、冷蔵庫にて3日ほど塩漬けにしておいた
塩豚を圧力鍋でやわらかくゆでて、
野菜に巻いて食べました。
 
食べていて、以前に真冬にソウルに行ったときに食べた
サムギョプサルを思い出していました。
サムギョプサルは豚の三枚肉を焼いて野菜と一緒に食す、
韓国のポピュラーなお料理です。
あり得ない野菜の量がお肉と食べると、
あっという間になくなってしまった。
とってもおいしかったな。
他にもソルロンタンやサムゲタン、
屋台のごはんもおいしかったし、
韓国宮廷料理みたいなものもおいしかった。
寒くておいしい思い出がいっぱいのソウル旅。
また行きたいなと妄想。
 
話はそれましたが塩漬け豚はとても簡単でとてもおいしいので、
おすすめです。
 
【つくりかた】
 
① 豚の塊肉(バラでも肩ロースでも)500gに対して小さじ1~1強の塩をよく擦り込む。
冷蔵庫で3日程おく。
 
② 圧力鍋でひたひたのお水、酒、しょうが、にんにくと一緒にゆでる。
(時間はかかりますが、普通の鍋でも)
 
③ 茹で終わったらそのまま自然にさます。
 
④ 冷めたら薄くスライスして野菜と一緒に食べる。
野菜は本当にお好みで。
今回はサニーレタスにネギ、カイワレ大根、しそ、ゆでたもやし等。
たれは西京みそを塩豚の茹で汁でといたすこし甘めのものと、
醤油とごま油、豆板醤のからめのものの2種。
 
こどももお肉中心ではあるけどよく食べました。
たれをかえればおとなでもこどもでも食べられるメニューなので、
ちょっとしたパーティーのときでもいいかも。
 
もちろん茹で汁もスープなどに使えます。
 
酢飯も用意して、手巻き寿司っぽくすれば、
簡単、でも華やかになるのでいいです。
 
これからのパーティーシーズンにもおすすめですよ。
 
【献立】
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・ゆで塩豚、ゆでもやし、ミニトマト
→叶谷真一郎さんの飴釉長方形皿(近日中UP予定)
・サニーレタス、カイワレ大根、しそ、ネギ
中村恵子さんの黒釉プレートL(入荷予定あり)
 
取り皿→角掛政志さんの黒釉角リム皿
たれ→山野邉孝さんの小鉢