特集|ドライフルーツのある毎日

新しい連載のコンテンツです。
そしてこのコンテンツは
世界各地からおいしいものを見つけてきて紹介してらっしゃいます、
フレッシュアンドフレッシュジャパンさんのご協力を得て
(ご協力というか一緒にコンテンツを考えてもらっております。)
もっとドライフルーツやナッツ(ときどきスパイス&ハーブ)を
楽しんでもらいたい!!という熱い想いをお伝えできればなと思っています。

それではフレッシュ&フレッシュジャパンのスタッフでもあり、
ホリスティックヘルスカウンセラーの中野聡美さんに案内してもらいましょう!

第一回目は「お茶とドライフルーツ」

ヘルシーなおやつとして選ぶ人が増えてきたドライフルーツ。

昔はおばあちゃんのおやつ、みたいなイメージだったのに、
いまではおしゃれなセレクトショップにきれいに並んでいたり、
コンビニでもヘルシースイーツとして
様々なラインナップが簡単に手に入るようになりましたよね。

ずいぶんドライフルーツのポジションも変わった印象があります。

ちょっとおなかがすいたとき、
食事が物足りない時に、
口いっぱいに広がる凝縮された甘みは
ちょっぴり幸福感や満足感を与えてくれます。

でも、そのまま食べる以外になにかアレンジってされますか?
せっかく栄養満点のドライフルーツ、
せっかくなら色んな楽しみ方があればうれしい。
そこで手軽にできるドライフルーツのアレンジレシピとして、
今回はお茶とドライフルーツについてお話ししてみたいと思います。
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こんなふうに瓶にいれて保存するととりだしやすくて便利!!

ドライフルーツが香るフルーツティー

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ドライフルーツを使ったフルーツティは
紅茶の雰囲気を手軽にガラッと変えてくれるので
ドライフルーツ初心者の方にもおすすめです。

お手持ちの紅茶を濃いめに入れて、
お好みのドライフルーツを刻んで入れて、数分蒸らすだけ。
好きなドライフルーツでいいですが、
おすすめはレーズン、クランベリー、アプリコット、プルーン、デーツです。

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見た目も香りも華やかで、
午後のひとときにいい気分転換になります。
例えば、もうひとがんばり!といったときに
ちょっぴり力を添えてくれる感じ。
いつもの紅茶に飽きてしまった時にも手軽なアレンジです。

お砂糖を入れなくてもほんのりドライフルーツの甘みが広がり、
お茶がおいしいのはもちろん、
最後に残ったフルーツもやわらかく
果実そのものに近くなっておいしく食べられるのもうれしい。

また、この季節におすすめなのがジンジャーティ。
もし時間とこころに余裕があれば、鍋で煮出してみてください!!
生姜のピリッとした辛味をしっかり感じることができて
こころもからだもぽかぽかです。

そういえば、イギリスにいたとき、
イギリス人は本当によく紅茶を飲んでいました。
一緒に働いていたスポーツ栄養士のボスも
暇さえあればカップになみなみ注いで飲んでいたし、
みんな必ずWould you like a cup of tea?と
自分の分だけではなく
必ず他の人の分も一緒に淹れてあげるのが日常の光景。

ホームステイ先のイギリス人のお父さんもお母さんも
常にティカップを手に持ってお茶を飲んでいたし、
イギリス人はお茶からはじまるコミュニケーションを
存分に楽しんでいるようでした。
さすが紅茶の国と感激したのを覚えています。
それに、水が違うからか、紅茶が本当においしかったです。
もうひとつおすすめが、
濃いめに煮出したロイヤルミルクティに
刻んだデーツをいれたもの。

ちなみにロイヤルミルクティは
紅茶の本場イギリスには存在しませんが、
ミルクで煮出した紅茶も濃厚で個人的には大好き。

濃厚なミルクティとデーツの組み合わせはとにかく絶妙で、
ぜひ試してみてください!!

色々なお茶とドライフルーツの組み合わせ

 

また、紅茶とドライフルーツを一緒に煮だすのもいいですが、
色々なお茶とともに食すドライフルーツもいいですよ。
緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、ジャスミンティなど
合わせるお茶によって様々なバリエーションを楽しめます。
それぞれ、うつわも変えてみたりして
毎日のお茶の時間をもっともっと楽しみましょう!!

おすすめその① 緑茶×クランベリー

 

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私たち日本人にとって、身近なお茶、緑茶。
緑茶にも色々な種類がありますが、
今日は煎茶をゆっくりじっくり淹れました。
緑茶は80度を超えたお湯だと甘みがでないようなので
しっかり湯冷まししましょう。
丁寧にいれた煎茶は甘く深い味がします。

そんなお茶に合わせるのはクランベリー。
緑茶の甘みや渋みとクランベリーの甘酸っぱさがよく合います。
うつわはその鮮やかさを引き立てるような淡いものをチョイス。
ドライフルーツなど小さなお茶請けには
豆皿や小皿が大活躍します。

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急須|錆粉引急須(作家不明)
お茶→照井壮|フチサビフリーカップ
小皿→awabiwareマットブルーの小皿

 

おすすめその②ほうじ茶×デーツ

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緑茶はちょっとかしこまった印象で、
淹れるときにもちょっとだけ気合いが必要ですが、
ほうじ茶はもっとカジュアルに楽しめるのがうれしいところ。

私は長いこと、加賀棒茶を愛飲していますが、
香ばしいほうじ茶を飲んでいると
心の底からほっとします。

香り高いほうじ茶に合わせるのはデーツ。
アラブ圏でよく食されるデーツですが、
濃厚な甘みが黒糖のようで、
ほうじ茶の香りによく合います。
うつわは素朴な雰囲気を味わいたくて、
素朴なものを選びました。

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急須→島根・森山窯
湯呑み→袖師窯|花絵湯呑
小皿→八木橋昇|粉引小皿

おすすめその③ウーロン茶×マンゴー

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台湾土産の東方美人ウーロン茶は、
お手軽なティーバッグ。
今、ティーバッグといっても、
かつてのそれとは違って、とってもおいしい。

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そして、1人のときにはやっぱり便利です。
マグカップでもおいしく淹れられますが、
おいしく淹れるにはきちんとカップをあたためておくこと、
写真のように小皿でふたをしてしっかり蒸らすことが大事です。

まろやかな烏龍茶に合わせるのは、ドライフルーツの定番、マンゴーです。
いちじくと並んで人気のマンゴーですが、
適度な食べごたえもあって、
ゆっくり噛みしめながら食べると
なんともいえぬ満足感が得られます。

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マグカップ→中村恵子|粉引マグカップ
小皿(ふたに使用)→中村恵子|インディゴ小皿(4月入荷予定)
小皿→湯町窯|角皿(4号)

 

おすすめその④ジャスミンティ×ドライパインやアプリコット

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ジャスミンティもすっかり定番のお茶になりましたよね。
フルーティーな香り強いお茶には、
パインやアプリコットがよく合います。
このように、何種類か合わせるのもおすすめです。
見た目にもかわいらしいですしね。
うつわはこれからご紹介予定の作家さんのものですが、
このようにプレート仕立てにすると
お客様のおもてなしにも素敵ですね。
永遠にお茶してしまいそうですが。。

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急須→中村恵子|深緑釉薬ポット
湯呑み→折笠秀樹 しのぎ湯呑
プレート→加賀雅之(Semi-Aco)
また、番外編として、
甘酒×ドライフルーツもなかなかおすすめです。
ドライフルーツを刻んで甘酒に加えて温めるだけ。
例えばアプリコットは、ほんのり酸味と、
甘酒の優しい甘さがなんともいえず、
こころもからだもほっとゆるめてくれる飲み物です。

甘酒はいま注目の発酵食品で
100種類以上の酵素が含まれており、栄養の宝庫。
市販のものは火入れされて酵素のパワーが半減してしまっているので、
手作りが断然おすすめです。

なんだか面倒くさそうだし難しそう…っと思われている方も、
麹さえ手に入れてしまえば、わりと簡単にできます。

発酵食品が注目されているおかげで麹も手に入れやすくなったし、
さまざまな種類のものが売られています。
おかゆを炊いて、麹を入れて、炊飯器かヨーグルトメーカで保温して8時間。
一度作ってみると案外簡単にできてはまってしまうかもしれません。

実はわたしもそのひとり。
すっかりハマって日常に欠かせないものになっています。
そのまま飲むもよし、
お砂糖の代わりにお料理につかうもよし、
スープの隠し味として甘みづけに使うのもおすすめです
(カボチャのポタージュに甘酒を加えてブレンダ-にかけるとほんのり甘さがプラスされ、
なめらかなデザートドリンクのようで本当においしい。シナモンをかけて、朝食のスープにも。)

ちょっぴり話がそれましたが、
飲み物とドライフルーツは簡単なようで奥が深い。
色々試して自分の好みの組み合わせを編み出してみてはいかがでしょうか?

フレッシュ&フレッシュさんのドライフルーツが購入できるお店

Dean and Deluca
Today’s Special
フェルミエ
明治屋
成城石井
クイーンズ伊勢丹
小田急OX
プレッセ東急ストア
信濃屋
もとまちユニオン 元町店などです。

ドライフルーツのある毎日を案内してくれたのは!

中野 聡美
立命館大学経済学部卒業。
米国Institute for Integrative Nutrition卒業、
Holistic Health Counselor認定。
4年間のメーカー人事部勤務ののち、単身渡英。
大学で栄養学、ナチュロパシーを学び、
Business Professional Program修了。
食生活に加え、運動、人間関係、メンタルヘルス、キャリアといった
別の角度からも健康にトータルアプローチするヘルスケアカウンセリングを実施。
帰国後はフレッシュ&フレッシュジャパンにて勤務、
趣味でもある海外旅行で訪れた数々の国での食生活の経験もふまえ、
楽しく広がりのある食を提案すべく日々探求中。

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