タルトタタン/直井真奈美さんの白円盤プレート(16cm)
昔、お菓子をつくる仕事をしました
お菓子をつくる仕事をしていたことがあります。
短い期間でしたが、とてもよい経験になりました。
同じような職人さんでも料理人、お菓子職人、パン職人などなど、
それぞれ別の性質をもっているので、
料理人がよいお菓子をつくれるかと言えばそうでもなく、
反対もしかり。
私はそのどちらも向いていなかったような気がします。
職業人としては。
でもひとりの人間としてはお菓子作りも料理も
それほど嫌いでもない。
家族のために日々なんでもない料理をつくるのは
その気楽さからか案外楽しいものでもあります。
タルトタタンを作ってみました
ケーキも昔はたまにつくっていましたが、
最近めっきりつくっていないなぁと
久しぶりにりんごのお菓子、
タルトタタンを作ってみました。
タルトタタンは作る時間こそかかりますが、
初心者でもそこそこに作れるので作ってみてもよいかもしれません。
素朴だけれど、おいしい。
それこそ、家庭でつくる料理やお菓子にふさわしい。
暮らしの風景にとけこむような
何でもないけど、また食べたくなるもの。
そういう料理やお菓子が素敵な器とともに
家族の思い出になるといいな。
今日の「ごはん日記」のうつわ
タルトタタンをのせたのは直井真奈美さんの円盤皿。
普通のお皿をひっくりかえしたような、
素朴なお菓子も素敵に見えます。
直井真奈美|白円盤プレート(16cm)