生きているって素晴らしい(3本の映画を観て思ったこと)

今週は1週間のうちに映画館で映画を3本観ました。
(2本はお安いサービスデイに)
子供たちが小さかった頃、1年間で1本くらいしか観られなかったのに。。。
(DVDは除きます。)

 

卵が先かにわとりが先か

心と時間の余裕が少しはできたのかな。
よく夫婦でも卵が先かにわとりが先かの話になるのですが
余裕がないからできないことは
意外とやってみたあとに余裕がでてきたりして。
焦っているときだからこそ、
片付けとか、お茶の時間とか、
それこそ映画鑑賞とか、
やってみたら、あら不思議。
心に余裕ができてやるべきことがはかどる!
なんてことがあったりします。
(今既に確定申告やら家の片付けやら、
コドモの習い事についてやら、やるべきことが山積みですが・・・)
 

3本の映画とは?

 
1、 サクロモンテの丘
2、 ノーマ東京
3、 LALA・LAND
 

2本、ドキュメンタリー、
1本はアカデミー賞で話題のあの作品です。
どれも見ごたえのある作品でしたし、
全く違う映画なのですが、
私は3本の映画から共通するメッセージ、
「どんな状況であれ生きているって素晴らしい。」
と感じました。
 

「サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ」

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「サクロモンテの丘」は踊ることイコール生きることだった
ジプシーの人々の物語ですが、
差別されても誇り高く気高く歌い踊る人々の姿は力強く美しい。
生きていることへの誇りは
こちらが息苦しくなるほど強いものに感じます。
おまけに私は前世がジプシーか?と思うほど
その手の音楽に興奮するので
そういう意味でも楽しめました。
いつまでも観ていたい音楽と踊り。
生きていることへの肯定を強く感じました。
 

「ノーマ東京 世界一のレストランが東京にやってきた」

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「ノーマ東京」は世界1のレストラン、ノーマが
東京で5週間のレストランを開いた時のドキュメンタリー。
シェフであるレネ・レゼピが日本中を食材を探して回る様子や、
スタッフが本当に絞り出すように
誰も見たこともない料理を生み出す様子に感動しました。
こんな風につくってたら、そりゃ大変よね。
 
ノーマのスタッフのチームワークも素晴らしかった。
あんなチームで仕事できたらそりゃわくわくするわ。
いつかノーマに行きたい!!
ノーマで「今ここで生きているという事実」をかみしめたいです。
 

「LA LA LAND ラ・ラ・ランド」

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最後は今一番話題のララランド。
この映画の監督の前作「セッション」が非常に印象的だったのですが
今回は全く違った映画でしたね。
一言で言えば大好きでした。
(「セッション」も好きです。こちらもぜひ!!)
音楽、ダンス、カラフルな衣装、映像の美しさ。
今の時代、夢がないとかいろいろいうけれど、
生きることって捨てたもんじゃないと思うのです。
 
「ララランド」は観る前からかなり長い間ワクワクしていたし、
観ている間、見終わったあともまだまだそのワクワク感が続いています。
あの映画が単純な人生賛歌じゃないのはわかっているけど、
こんなに心を揺さぶられるなんて。
昔読んだ村上春樹さんのエッセイで小説家の仕事とは
「心に揺さぶりをかける」
「そして中毒にさせてしまう(英語でいうaddictedですね。)」
のようなことを読んだことがあるのですが、
映画でも同じですね。
 
しかし、若干31歳(もう32歳かな)のデイミアンチャゼル監督すごい。
完全にaddictedです。
これからも楽しみ!!
 
色々困ったこともたくさんあるけれど、
今生きているこの世界はそんなに悪いもんじゃない。
映画や音楽に助けられていることってたくさんあります。
もし映画が音楽やその他心が揺さぶられるさまざまなことがなければ、
世界はもっと殺伐としたものに感じるでしょうね。
そんな人の心を揺さぶることができるものやことを人はアートと呼ぶのでしょう。
そんなアートな体験を今年もたくさんしたいなぁ。
(春が来たなぁと感じることもアートな体験だと思います。)
春はすぐそこに。
 
 

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