こぎん刺しの名刺入れ
今から7~8年前、旅行で訪れた青森は、
ちょうど桜の咲くいい季節ということもあったけど、
とても深く印象に残っています。
まだ新しかった青森県立美術館も素敵だったし、
(奈良美智さんの大きな犬のオブジェが有名ですね。)
前川國男の建てたモダニズム建築も興味深かった。
(たまたまやっていた津軽三味線のコンクールも刺激的だった!!)
普通に道でりんごが売っていて、
5月なのにもぎたてのようにおいしかったことも忘れられない思い出です。
ほたてやいくらももちろんおいしかったけど・・・。
東北は手仕事もさかんで
なかでも「こぎん刺し」はお気に入り。
もともとは農民が麻しか着ることができなかった時代に
少しでも保温性を高めるべく
木綿糸でちくちく刺繍をいれたのがはじまりだそう。
旅の途中で購入したこぎん刺しの名刺入れが
だいぶくたびれてきたのでお役目交代。
新しい名刺入れもこぎん刺しです。
古くから続くこういった工芸が
現在の生活にもきちんと使えるのがうれしいです。
(ちなみに弘前で買った手鏡もお気に入り。)
新しい名刺入れで身も引きしまる!!
心と時間に余裕があれば刺繍もやってみたいなー。
今はなかなか難しいですが・・・。