ごあいさつ
思えばきっかけはこの器でした。
20数年前初めて自分で買った小さなボウル。
ここから私の器好きがはじまったのでした。
そして、2014年1月、
「うつわ、ごはん、暮らしの倉庫」はオープン致します。
人は、人生のうちで何度大切な人とごはんを食べるのだろう。
人は、人生のうちで何度ひとりでごはんを食べるのだろう。
愛しい人と囲む食卓。
ひとりでさっとすませる日のごはん。
誰かと一緒でもそうでなくても、
当たり前の日常の光景がより愛おしく
きらきらと輝いているとうれしい。
そんなふうに人生を彩る、
暮らしに寄り添う器や道具を、
たくさん紹介していきたいと思っています。
そしてその器がきっかけとなって、
人生がより豊かに生き生きとしたものになることを
こころから願います。
また、ご紹介させていただくお品物は、
直接作家さんや窯元さんとお話しして仕入をしたものです。
その器や道具の良さはもとより、
その器が作られた背景にあるストーリーや、
作家さん自身、作られた産地についても
もっと興味をもっていただけたらよいなと思います。
お茶椀ひとつから無限の世界が広がることもあるのです。
さて、今日は何を食べましょうか。