子供と一緒にヨーロッパ ―ドイツ・フランスクリスマスマーケット巡り②―
前回は旅のプランを決める準備編でしたが
これからは実際の旅のお話し。
おとぎの国にいるような夢のような日々でした。
day 1 羽田→フランクフルト
今回のフライトは羽田空港発、フランクフルト着の
ルフトハンザ航空の直行便でした。
BA(ブリティッシュエアウェイズ)、
エールフランスは乗ったことがあったけれど
ルフトハンザ航空ははじめてかも。
しかし空港ってワクワクしますね~。
あと、平日だからか羽田空港がすいていてびっくり。
チェックインも早めに楽々できました。
あと子連れがはじめてだったので初体験だったのですが
小さな子が優先的に搭乗できるのはうれしいですね。
搭乗前に並んだり、中に入ってからも荷物を上の棚に入れたり、
混んでると大変ですもんね。
飛行機の中は割愛しますが
人生初の飛行機搭乗の娘も(初で12時間は結構ね。。)
なんだかんだで楽しんでおりました。
楽しいもんね、飛行機。
(ミッキーミニー、ハムスターのハムちゃん、リカちゃんにも
ドイツを見せてあげたいと持参。うちリカちゃんとハムちゃんを
無くしてくるという彼女にとっての悲劇発生!)
そんなこんなで羽田を15時過ぎにでて
フランクフルト着が19時過ぎ。
日本の時刻だと真夜中なので
娘の眠気が心配でしたが
(眠られても荷物があるから抱っこできない。)
高いテンションで元気よく入国審査も通過。
あとフランクフルト空港とフランクフルト中央駅は
特急みたいな電車で11分と近いのがうれしい。
(電車は大人4.8ユーロ、こども2.8ユーロ)
これからまた1時間とか電車に乗るとか無理ですもんね。。。
ツアーについていたホテルも中央駅にほど近く、
アクセスはすごくよかったです。
しかしこのホテルがなんだか不思議なホテルで
私たちの部屋に入るとすぐ目の前の階段!!
え!!部屋は??
と階段をのぼると無駄に広い屋根裏部屋のような部屋が!!
(しかもお手洗いとバスルームが部屋にないんです。)
ちょっとひるんだものの
意外と慣れるのは早くて
まぁこんなもんかと過ごしましたが
ずっとあそこにいるのはちょっとな~。
まぁツアーについているホテルだししょうがないか。。
↑ホテルの窓から。すぐそこが中央駅です。
この日は疲れてわりとすぐに寝た娘。
でもしばらく時差ぼけが続きます。。。
day 2 フランクフルト→ケルン
ドイツのクリスマスマーケットですが
国内の街いたるところで催されています。
(ドイツだけでなくヨーロッパ全体ですが)
クリスマスマーケットで有名なニュルンベルグと
ローテンブルグへはバスツアーでいけるので
はたしてどこにいくべきか?
ガイド本を読んでみると
ケルンも結構いいらしい。
ケルンと言えば、昔電車からみた大聖堂のある街では!
昔のクリスマスの旅のときに目にした
ケルン大聖堂はもう圧倒的なスケールで
深く記憶に残っていたのです。
フランクフルトからケルンの列車の旅も
川沿いのルートを選べば
古城めぐりで見られるようなお城がみられるらしい。
2日目はケルンに行ってみよう!
というわけで2日目はフランクフルトからケルンへ移動です。
ヨーロッパの大きな駅って広々していて本当に気持ちがいい。
DBの赤もかっこいいなぁ。
フランクフルトを出た時はこんなに晴れてたのに。。。
しかしドイツ人はどこにいっても優しくて
娘が歌っているのをほめてくれたり
ドイツ語で何言っているかわからないけど
にこにこで話しかけてくれたり、
ちょっと衝撃的でした。
こんなふうに編み物している人もちらほら。
なんかいいな~。
途中の駅くらいからなんか雲行きあやしくない?
雪がちらついてるし。。
(これが翌日もっとひどくなるとはこの時は思いもよりませんでした。)
約2時間ほどでケルン到着!!
大聖堂やっぱり大きいな~。
ケルンは街がなんだかとってもおしゃれ。
駅から徒歩10分ちょっとのホテルへの道すがら
どこも素敵だなぁと思いつつも寒さと荷物でなかなか
いい写真撮れず。。。
派手さはないんだけどすごくいい感じなんです。
そもそもドイツってバウハウスもあったし
有名な建築家もたくさんいるし
そういったデザインとかの本場っちゃ本場だよな。
街をみているとそううなずける景観で、
私はすごく好きでした。
それにしても食わず嫌いでこの歳まできちゃったけど、
ドイツはすごくよいのだな。(今更)
先ほども言いましたが人が優しいので
子連れ旅にもおすすめです。
余裕あるっていいな。
ホテルで(このホテルがすごく素敵でした!)休憩したあと
寒くて眠くてもう部屋にいたいという娘を説得して
(ケルンまできて部屋で1日過ごすとか。。ないですよね。。)
夕方外へ。16時半には日没らしいのでもう暗いです。
(だから余計に娘は眠いよね。。)
大聖堂近くのマルシェはものすごい人。
人、人、人・・・。
にぎわいすぎでしょってくらいにぎわってました。
ちょうどバンドが演奏していて
皆さんもノリノリの様子。
ノリノリが高じて全然しらない人同士が
輪になって踊るという。
誰でも入ってよいって感じで
終わったら拍手して解散!
なんかいいないいな。
やっぱりいいなー、自由で。
忘れかけていた感覚を思い出して興奮。
なんかこういう壁のない感じいいですよね。
壁あるんだろうけど、
感じさせないのがいい。
このマルシェはあまりに混みすぎていて
屋台でも何も食べられず、
メリーゴーランドに乗って
なぜかドイツでマクドナルドによって帰りました。
(マクドナルドは高く、おいしくなく。。。でした。)
day 3 ケルン→フランクフルト
昨日疲れ果てて寝た娘は4時前には起き、
(完全に時差ぼけですよね。)
ドイツ語でやっているアニメなどを観ていました。
(日本でも観ているディズニーアニメがドイツでもやっていて)
旅行の期間中基本的には超早起き&6時くらいに眠くなるが続いて
慣れた頃帰るという感じでした。
やっぱり小さい子には8時間の時差は簡単にはカバーできないのでしょう。
寝起きのいい長女でもそうだったので
来年渡欧を約束している次女が今から心配です。
今回はツアーについているホテルとは別に
ケルンとストラスブールにホテルをとったのですが
(電車やホテルはネットで予約できるのが本当に便利。)
このケルンのホテルがとてもおしゃれでびっくりでした。
↑洗面所の鏡。これは流行っているのかストラスブールのホテルにもありました。
↑アメニティーもお部屋に置かれている飲み物や食べ物もオーガニックだのフェアトレードだの。
意識が高いのでしょうね。アメニティーは香りがよかったです。
↑バスタブはなし。いちいちおしゃれ。
↑早朝から絵日記を書く娘。
↑朝食は美味しかった。チーズも生ハムも。娘はおいしいホットチョコレートを作ってもらってご満悦。
↑なぜだか美術手帖の大きなポスターが。雰囲気があっているけれど。
↑ホテルから外をちらり。
↑ギャラリーのようなものとスタジオがありました。
↑照明おしゃれ。
↑アーチの壁がいい。
↑名作椅子が他にもたくさんありました。
↑ライブラリーもあり。ここでのんびり読書したい。
↑廊下などにもたくさんのアートが飾ってあります。
↑ホテルの外観。素敵。
↑にぎやかな界隈でないのだけど大きなクリスマスツリーが。素敵に佇んでいました。
↑窓から見える景色ひとつとってもいいかんじ。
↑コート掛けは、これも有名なものかな。見たことあるような。
建物の外観からしてホテルとわからず
古い建物をリノベーションしたようで
いたるところに名作家具や
おしゃれなしつらい。
6歳でもおしゃれということはわかるらしく
彼女の絵日記にも
「ケルンのホテルがおしゃれでした」と書いてありました。
このホテルのエリアも隣の建物がギャラリーだったし、
そういう界隈なのかもしれません。
それにしてもおしゃれ。
また来たい。。。
ホテルは素敵でよかったのですが
この日朝食のときに外をみたら雪!!
それもふぶいている感じでびっくり。
11時のチェックアウトから
ちょっと街中を散策してと思っていたので
15時くらいの電車をとっていたのですが
もう駅にいくのがやっとで
どこにも行けない。
この時間をつぶすのが大変でした!
娘はカフェで絵日記書いたり
祖父母へはがきを書いたりして過ごしましたが
15時の電車は約2時間遅れとなり
1時間程度で着く距離を
2時間半くらいかかり、
ホテルに着いたのは20時くらい。
駅での待ち時間を含めると約9時間かかって
やっとのこさフランクフルトに帰ってきたのです。
(まぁ帰れただけよかったのですが・・・)
↑疲れて座り込む娘。。彼女なりによく頑張ったと思う。
↑この時期色々なところでみるクリッペ。(イエス様が産まれた様子をあらわしたもの)
ケルン駅のはまた独特だな。こどもは結構みんなみていく。
↑みんな食べてたのでソーセージをパンにはさんだものを食べる。
帰りの電車で娘が寝てしまい
席がなかったのですが
すかさずドイツ人のナイスガイが
自分の席どうぞって言いに来てくれて
なんてすばらしいんだ!と感動しました。
こういうところ日本にはあまりないですよね。
見習わなくては。
こどもと旅して思ったことは
一緒に過ごせるだけで幸せだと思って
観光などは欲張らないのが大事だなぁと。
こどもにとっては飛行機に乗る、
異国の空気をかぐ、
街の景色をみる、
自分の話している言葉じゃない言葉を聞く、などなど。
そこにいるだけで十分刺激的なので
大人があまりあそこも行きたい
ここも行きたいとなってしまうと
ストレスになるのかなぁと。
なかなか難しいですが
今回はわりとノープランで余裕をもって旅できたのが
よかったのかなぁと思います。
次回は後半の様子をお伝えしたいと思います!!