最近読んだ本 「私の献立日記」沢村貞子著

おいしい食べ物自体も好きですが、
おいしいものにまつわるお話を読むのもとても心楽しいものです。

 
最近読んだのは女優、沢村貞子さんが書いた毎日の献立日記。
20数年以上日々の食べたものを書き連ねた部分と
(もちろん抜粋して紹介していますが)
ちょっとしたエッセイや食に関するエピソードが添えられていて、
読んでいてとても楽しいです。
 
ちなみに昭和63年8月7日の夕飯の献立は
・夏のちらしずし
(うなぎ、玉子、枝豆、すしのもと〈ごぼう、筍、椎茸〉のり)
・花豆の甘煮
・冷たいおすまし(そうめん、ちくわ)
 
夏のちらし寿司いいですね。
自分でも献立日記つけてみようかなと思いました。
何となく献立が浮かんでこない時も
日々つけていれば参考になるかもしれません。
 
あと、沢村さんも書いていましたが、
メインでなく副菜ってとても重要だと思います。
いや、むしろ副菜のバリエーションで
毎日のごはんが豊かにもさびしくもなるのかも。
 
ちらしずしだけでもお腹いっぱいにはなるけれど、
花豆の甘煮がないとなんだかさびしい。
 
しかし、人が食べたものってなんであんなに面白いんでしょう。
そんな方にはおすすめの1冊です。
 
この本の中で、大事なのは
「いま、食べたいと思うものを、自分にちょうどいだけ、
つまり、寒いときは温かいものを、暑いときは冷たいものを
気取らず、構えず、ゆっくり楽しみながら食べること」
と書いてありましたが、
贅沢って高級な食材を食べることでも
高級レストランに行くことでもなく、
自分がたべたいものを、ちょうどいいだけ、
ゆっくり楽しむことなんだと思います。
 
たまにはお店でおいしいものもいいですが、
毎日の元気を支えてくれているのは、
お家で食べるなんでもないごはん。
お家ごはんがもっと楽しめるといいなと思いました。
そんな工夫をしていきたいものです。
 
さて、今日はなにを食べようかな。
 
 

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