沖縄の焼き物(やちむん)
11月に入って少し気持ち的に落ち着いたのですが、
そしてちょこちょことは料理をしているものの、
なかなか写真を撮ったりできないでいます。(言い訳)
まぁ、ひとりのお昼なんかは麺類や丼もので簡単に済ますことも多いので、
何でもなさすぎて写真を撮るまでもないか・・・
なんて、これも言い訳ですね。
でもよく考えたら「なんでもない毎日」が「少し豊かになる」
それこそ日々の器の本来の役割だったりするので、
人様にお見せできるようなものじゃないので・・・
なんて言っていないでばんばん公開するべきなのかもしれませんね。
今日のランチは肉うどん。
牛肉とネギがよく合って一人ランチに度々登場します。
しかし、今日の主役は肉うどんではなく
長年愛用している丼です。
これはやちむんと言われる沖縄の器。
読谷村という陶芸の村にある北窯のもの。
数年前に鎌倉の「もやい工藝」で購入したものです。
「もやい工藝」では毎年春にやちむんの展示をしており、
そしてそこでは色々な作り手のものをランダムに陳列しているのですが、
私が選ぶのはいつも同じ作り手のもの。
色とか柄とか何となく感覚が合うんでしょうね。
やちむん独特の大らかさとどんなお料理も受け入れてくれる懐の深さ、
かといって重たすぎず適度に洗練されていて、
本当に好きな器のひとつです。
そして私が民藝といわれるものにひかれるきかけとなった器です。
これさえあれば、ラーメンでもうどんでも、
煮物でもなんでもいけるから本当に重宝します。
他の器との相性もいいですし。
当店では残念ながらまだ沖縄の器の扱いはありませんが、
いつかご紹介できればなぁと思っています。
というか沖縄に行きたいだけ?というのは否めませんが、
いつか、やりたいなぁ、沖縄のもの。いいもんね、沖縄。