三島手の5寸鉢
三島手という技法で、器の内側と外側に線刻の模様がつけられた飯椀です。
粉引も作り手によって全く趣きが違いますが
この三島手も作家さんそれぞれ。
八田さんの三島手の鉢は岸和田の土と瀬戸の土をブレンドしたものを使って焼いており、
ざらっとしたテクスチャーとアンティークのような雰囲気が特徴です。
ライトグレーの素地に線刻の文様と白い化粧土の対比が、
はっきりしていて、力強い印象を受けます。
つかいかた
和え物やお漬物の他、
浅めなのと、底が比較的平らなので、
お刺身なども盛り付けやすいです。
周りに文様が入っているので、
少し盛り付けるだけで見栄えがします。
ご使用に関する注意点
色の濃いものにお使いになられると染み込んでしまう場合がございます。
米のとぎ汁で10分程煮ていただくか、
米の研ぎ汁にしばらくつけていただくことをおすすめしています。
盛り付ける前にしばらく水につけることで、
においや油分がしみこみにくくなります。
また、ご使用後に食品を入れたまま長い時間放置すると
シミ、においの付着の原因となりますので、
なるべく避けてください。
作り手について
作り手は八田亨さん。
大阪府堺市にて作陶されています。
profile
1977年 金沢で生まれる
2000年 大阪産業大学工学部環境デザイン学科卒業
2003年 独立
寸法・重量 | 径 114.5cm× 高さ 5.5cm 重量 約320g |
材質 | 陶器 |
その他 | 電子レンジ不可 食洗機不可 オーブン不可 |