秋色の小皿に棗バター
銀座の松屋で開催されていた「銀座手仕事直売所」。
最終日、ギリギリ駆け込みで行ってきました。
日本各地の作り手が直接販売する、その名の通りの直売スタイル。
いつもこの時期に開催されています。
クラフトフェアや陶器市は個人作家さんが多いので、
どちらかというと伝統工芸のメーカーが多いこのイベントは
これはこれでとても楽しいです。
毎年、結構な人出ですが、最終日の午後でもかなり多くのお客様が
来場されていました。
クラフトフェアや陶器市に行くといつも思うのですが、
皆さん、日常の器や道具に非常に興味を持っていらっしゃる。
(まぁ、こんな催しをのぞく人なんだから当たり前かもしれませんが)
真剣に作り手の話を聞いたり、どれがいいか選んでいる様子は
みているだけでとてもうれしいです。
当店のお客様も本当に北から南まで様々いらっしゃるのですが、
ご注文を受けて梱包するとき、これからそれぞれの器達が、
ご注文下さったお客様のもとでどんな風に使われていって、
どんな風にそのお客様の人生を彩るのかとても気になります。
器(道具も含め)って、本当に日々の生活に寄り添うものだから、
ひとつひとつそんなことを想像しながら包んでいたりします。
それぞれの器のある風景に思いをはせるのはとても楽しいです。
さて、久々の銀座ついでに、HIGASHIYA ginzaでちょこっとお茶。
そして、これも久々!の棗バターを購入。
ここの茶房でお茶するのははじめてですが、
とても素敵なしつらいで気分も和みます。
外国人も喜びそう。(実際、外国人の方もいらしていました。)
ちらっと会った友人の長崎話を聞きながら楽しひととき。
お土産はお店に来ないとなかなか手に入れられないので、
久しぶりの棗バターと一口お菓子。
このお菓子、とってもおいしいんです。
おすすめの和菓子です。(パッケージもおしゃれです。)
棗バターを近日UP予定の田鶴浜守人さんの秋色小皿にのせて。
いつもの日本茶、うおがし銘茶のにゅうとともにいただきます。
このお菓子、日本茶はもちろん、コーヒーや中国茶ともとても合うんです。
束の間のゆるりとした時間。
人間、ゆるむときも必要ですよねぇ。