久しぶりに映画のはなし「ノーマ、世界を変える料理」

 
映画「ノーマ、世界を変える料理」を観てきました。
ぎりぎりセーフ!
久しぶりのUPLINKでした。
(やっぱりUPLINKはいいですね。)

 北欧料理って?おいしいのかな?

noma(ノーマ)とは、デンマークにあるレストランで、
世界ベストレストランの1位に輝いたことのある
デンマークを代表するレストランです。
 
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北欧料理って?
まずそこからしてほとんど知られていないし、
そもそもそれっておいしいのかな?
世界最高のレストランに選ばれるお店で出される料理って
どんなだろうと興味しんしん。
どんな画期的であっても
料理はおいしくないと意味がないと
個人的には思ってます。
おいしいと同時に身も心も満たされるものでないと。
(写真はノーマ名物、蟻を使った料理です。)

天才シェフ、レネ・レゼピはまだ若く
お店の雰囲気も入れ墨入れたスタッフも、
そしてお料理もすべてが新鮮でした。

 大事なのは「場所と季節」

映画の中で「場所と季節が大事」とレネが言っていた通り、
ノーマで出される料理は
「今ここで生きていること」を「食べること」によって
強烈に感じるってことなんだと思います。

それはもはや料理という枠を超え、
「今、このときを生きている」という事実を
鮮烈に知らしめているように、映画を観ていて感じました。

大げさかもしれないけど、
きっとノーマの料理を食べた人は
「今生きていてここにいる事実」というのを
強く感じるのではないかな?

言われてみれば当たり前なんですが
最近はいろいろな技術が進歩して、
地元の食材でも旬でもなんでもないものも
口にできるようになりました。
それはそれで便利な世の中なんだけど、
本当は違うもんね。

 カリスマシェフ レネ・レゼピ

しかし、レネ・レゼピという人の
静かだけど激しい情熱はどこから湧いてくるんだろう。

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映画の中で、彼はマケドニアからの移民で、
差別を受けていたことも明かしていましたが、
デンマーク人でないレネ・レゼピが
北欧の食材にこだわり作りあげる料理が
本当に見たことも食べたこともないものだらけ。
美しい一皿一皿が、途方にくれるような努力と
発想力のもとに作られていることが
映画を観ていてよくわかりました。

以前にこちらも世界的に有名な「エルブリ」の
ドキュメンタリーも観たけれど
断然こちらのほうが映画としても、
レストランとしても興味深かったです。
(シェフはほぼ同世代というのもありますね。)

一見すると壮大なストーリーであるようにみえるけど、
一方で家族の物語でもあって、
本当に面白かったです。
まだいったことないコペンハーゲンの街も美しかったな。

ノーマ、来年はリニューアルしてオープンするらしい。
いつか行ってみたいな。。。
行けるかな。がんばろっと。笑

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